19歳と18歳の猫と暮らして分かった、シニア猫の冬の寒さ対策

寄り添って眠るシニア猫のナナとカン Uncategorized

はじめに

こんにちは、としよりっこ堂です。我が家には5匹の猫がいます。みんなそろって保護猫で、わけあって迎えた時期も生まれもばらばらですが、それぞれの縁で我が家の猫になりました。そのうち2匹がシニア猫です。19歳のナナと、今年9月に18歳になったカンです。

年を重ねた猫と暮らしていると、冷え込む季節になるたびに「今日は寒くないかな」と気になって、つい何度も様子を見てしまいます。

この記事では、2匹と一緒に暮らしてきた中で気づいた、シニア猫の冬の寒さ対策をまとめました。特別な道具がなくてもできることばかりなので、高齢の猫ちゃんと暮らしている方の参考になればうれしいです。

シニア猫が寒さに弱くなりやすい理由

年齢とともに痩せていく子が多い

「年をとると太る」というイメージを持たれがちですが、シニア猫は食べる量が減って、だんだん痩せて軽くなっていく子が多いです。

体が小さく軽くなると、そのぶん体の熱を保ちにくくなります。若いころと同じ環境でも、シニアになると寒く感じやすくなるのはこのためです。

動く時間が減り、寝ている時間が長くなる

年齢を重ねると、遊んだり歩き回ったりする時間が減り、寝ている時間が長くなります。じっとしている時間が長いほど、体は冷えやすくなります。

自分で暖かい場所に移動しにくくなる

足腰が弱ってくると、高い場所や少し離れた暖かい場所まで移動するのがおっくうになることがあります。若い猫なら自分で探せる暖かい場所も、シニア猫には届きにくくなっているかもしれません。

我が家のシニア猫の冬の過ごし方

ペットベッドを用意しても入らない

寒さ対策といえば、ふかふかのペットベッドを思い浮かべる方も多いと思います。ところが我が家の猫たちは、ペットベッドを用意しても入ってくれません。

人間のベッドで一緒に寝る子もいれば、それぞれ自分の好きな場所で寝る子もいます。猫には猫の「ここがいい」があるようです。

そこで我が家では、猫をベッドに合わせるのではなく、猫が選んだ場所を暖かくするという考え方に切り替えました。

猫が直接乗れる煉瓦のヒーター

冬の暖房として使っているのが、猫が直接乗れる煉瓦製のヒーターです。

使い始めるときは、メーカーの表記だけで判断せず、家族が実際に手で触って、熱くなりすぎないことを確かめました。シニア猫は長い時間同じ場所でじっとしていることがあるので、ここは気をつけたいポイントです。

ちなみにこのヒーター、子どもと猫たちで取り合いになるほどの人気です。

シニア猫の寒さ対策5つのポイント

1. 暖かい場所を1か所に決めつけない

我が家の経験から一番伝えたいのがこれです。用意した場所に入ってくれるとは限らないので、猫がよく寝ている場所を観察して、そこを暖かくしてあげるのがおすすめです。

また、暖かい場所と少し涼しい場所の両方を用意しておくと、猫が自分で体温を調整できます。暑くなったときに逃げ場があることも大切です。

2. ヒーター類は低温やけどに注意する

シニア猫は同じ場所で長時間じっとしていることが多く、熱すぎない温度でも、長く触れ続けることで低温やけどになるおそれがあります。

  • 使う前に、飼い主が手で触って熱くなりすぎないか確かめる
  • ヒーターの上に薄手の布を1枚敷くなど、直接当たらない工夫をする
  • 寝ている時間が長い日は、ときどき様子を見てあげる

3. 部屋全体の温度にも気を配る

寝床だけでなく、部屋そのものが冷えすぎないようにすることも大切です。特に冷え込む朝晩や、留守にする時間帯の室温は気にかけてあげたいところです。エアコンを使う場合は、温風が直接当たり続けない位置に寝床があるかも確認しましょう。

4. 水を飲みやすくしておく

冬は空気が乾燥するうえ、寒さで水を飲む量が減りがちです。寝床の近くなど、動かなくても届く場所に水を置いておくと安心です。冷たい水を嫌がる子には、常温に近い水を用意するのもひとつの方法です。

5. 乾燥対策も忘れずに

暖房を使うと部屋が乾燥しやすくなります。加湿器を使ったり、濡れタオルを干したりして、乾燥しすぎないようにしてあげましょう。加湿器を使う場合は、猫がいたずらしたり倒したりしない場所に置くことも大切です。

こんな様子があれば獣医さんに相談を

寒さ対策をしていても、いつもと様子が違うと感じたときは、早めにかかりつけの獣医さんに相談しましょう。たとえば次のような変化です。

  • ごはんや水をいつもより明らかに口にしない
  • 体を触ると、いつもより冷たく感じる
  • 暖かい場所から動こうとせず、元気がない
  • 体重が急に減ってきた
  • 皮膚の一部が赤くなっている、毛が抜けている(低温やけどの可能性)

シニア猫は体調の変化を隠すことも多いので、「ちょっと気になる」の段階で相談しておくと安心です。

まとめ

シニア猫の冬の寒さ対策で大切なのは、高価なグッズをそろえることよりも、その子がどこで、どう過ごしているかをよく見てあげることだと感じています。

  • 猫が選んだ場所を暖かくする
  • ヒーターは手で触って確かめ、低温やけどに注意する
  • 部屋の温度・水分・乾燥にも気を配る
  • いつもと違うと感じたら早めに獣医さんへ

19歳のナナと18歳のカンも、今年の冬を暖かく過ごせるように、我が家も工夫を続けていきます。

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としよりっこ堂は、シニアのペットと暮らす方を応援するお店です。店主はJADP認定のペットケアアドバイザー®・ペットセラピスト®の資格を持ち、自身もシニア猫と暮らしています。

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